ペイバック期間(Payback Period)

Definition

ペイバック期間(Payback Period): ペイバック期間とは、顧客の累積粗利が獲得コスト(CPA)と一致するまでの日数です。短いほどキャッシュの再投資が速く、結果としてブランドの成長も速くなります。

# ペイバック期間 ペイバック期間は、顧客コホートの損益分岐日です。すなわち、累積粗利(売上 × 粗利率 - 変動費)が獲得時に支払ったCPAと一致する日です。ペイバック60日のDTCブランドは、120日のブランドと比較して、得た利益を広告費に再投資する速度が2倍になります。 ## なぜ重要なのか ペイバック期間は、獲得施策をキャッシュフローのレンズで見る指標です。キャンペーンの[コホートLTV](/glossary/cohort-ltv)が帳簿上優れていても、ペイバック200日ではグッドニュースが届く前に現金が尽きます。DTC事業者はペイバックを基準に、どれだけ積極的にスケールするか、ROASは黒字でもキャッシュは赤字のチャネルを止めるかを判断します。 ## Admaxxerでの可視化 Admaxxerはピクセル計測のコホート売上、Meta+Googleの広告費、ユーザー設定の粗利率を組み合わせて、コホート別およびキャンペーン別にペイバック期間を算出します。アトリビューションダッシュボードでは、各キャンペーンのペイバック予測日が[MER](/glossary/mer)やコホートLTVと並んで表示されるため、収益性とキャッシュ回収速度の両面から判断できます。 ## 例 粗利50%、CPA $30、30日[AOV](/glossary/aov) $45のブランドの場合、0日目の粗利は$22.50です。ペイバックまであと$7.50(売上換算で約$15)必要です。コホートのリピート購入率がこれを45日までに達成できれば、ペイバックは45日です。

Frequently Asked Questions

DTCで目指すべきペイバック期間は?

60日未満が優秀、60〜120日が一般的、120日超は積極的な資金調達か非常に高いリテンションを要します。サブスクリプション系は90日未満が典型的な目標です。

ペイバック期間とLTV:CACの関係は?

LTV:CACは比率(利益価値)、ペイバックは時間価値です。LTV:CAC 4:1でペイバック200日より、2.5:1でペイバック45日の方がキャッシュフロー上は優れています。

ペイバック期間を短縮するには?

AOVを上げる(バンドル、アップセル)、粗利率を上げる(価格設定、COGS)、30日リピート率を上げる(購入後フロー)、CPAを下げる。レバレッジはおおむねこの順です。

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